ショートカットキーとホットキーの一覧

BricsCADでも、他のソフトウェアと同様に、ショートカットキーとファンクションキーやHomeキーなどの単独キー(ホットキー)を使って機能実行やモード切り替えが可能です。ヘルプセンターに掲載の一覧はAZERTY配列(フランス、ベルギーなどで使用されるキーボード配列)に基づいているため、日本で一般的な109キーボード向けに調整した一覧を作成しました。PDFファイルも用意していますので、ご自由にご利用ください。

BricsCADのショートカットとホットキー一覧_V25

画像1.png
画像2
画像3
画像4
画像5

キーボードショートカットの初期値は次のとおり

キーボード 説明
F1 BricsCADヘルプを開きます。
F2 プロンプト履歴ウィンドウ表示を切り替えます。
F3 図形スナップのオン/オフを切り替えます。
F4 V24以降:3D図形スナップのオン/オフを切り替えます。 V23まで:タブレットモードのオン/オフを切り替えます。
F5 アイソメ面を設定します(等角図スナップの使用をご参照ください)。
F6 ダイナミックUCS のオン/オフを切り替えます。
F7 グリッドの表示/非表示を切り替えます。
F8 直交モード の設定を切り替えます。オンにすると、 極トラッキング はオフになります。
F9 スナップの設定を切り替えます。
F10 極トラッキング の設定を切り替えます。オンにすると、直交モードはオフになります。
F11 図形スナップ トラッキングの設定を切り替えます。
F12 クワッドの表示/非表示を切り替えます。
Alt+F8 VBARUN コマンドを起動します。
Alt+F11 VBAIDE コマンドを起動します。
Ctrl+1 * プロパティバーの表示/非表示を切り替えます。
Ctrl+2 * 図面エクスプローラを開きます。
Ctrl+9 * コマンドバーの表示/非表示を切り替えます。
Ctrl+0 * ユーザーインターフェース構成要素(ツールバー、パネルなど)の表示/非表示を切り替えます。
Ctrl+A すべての図形を選択します。
Ctrl+B スナップの設定を切り替えます。
Ctrl+Shift+B 境界検出切り替え (V24から)
Ctrl+C 選択内容をクリップボードへコピーします(COPYCLIP コマンド)。
Ctrl+Shift+C 基準点と一緒に選択内容をコピーします(COPYBASE コマンド)。
Ctrl+E アイソメ面を設定します( 等角図スナップの使用をご参照ください)。
Ctrl+Shift+E エッジ選択切り替え (V24から)
Ctrl+F FINDコマンドを起動します。
Ctrl+Shift+F 面選択切り替え (V24から)
Ctrl+G グリッドの表示/非表示を切り替えます。
Ctrl+H 選択したグループと自動調整ハッチングをコントロールする、PICKSTYLE システム変数の設定値を切り替えます。
Ctrl+I ステータスバー の 座標フィールド の読み出し情報を設定します。
Ctrl+J 直前に使用したコマンドを繰り返します。
Ctrl+K オブジェクトに割り付けるハイパーリンクを編集します(HYPERLINK コマンド)。
Ctrl+L 直交モードの設定を切り替えます。
Ctrl+M 直前に使用したコマンドを繰り返します。
Ctrl+N 新しい図面を作成します(NEW コマンド)。
Ctrl+O 既存の図面を開きます(OPEN コマンド)。
Ctrl+P 現在の図面を印刷します(PRINT コマンド)。
Ctrl+Shift+P プロパティバーの表示/非表示を切り替えます。
Ctrl+Q アプリケーションを終了します。(QUIT コマンド)。
Ctrl+R ビューポートを切り替えます。
Ctrl+S 現在の図面を保存します(QSAVE コマンド)。
Ctrl+T タブレットのオン/オフを切り替えます。
Ctrl+V クリップボードの内容を図面へ貼り付けます(PASTECLIP コマンド)。
Ctrl+Alt+V 指定した形式でクリップボードの内容を貼り付けます(PASTESPEC コマンド)。
Ctrl+Shift+V クリップボードの内容をブロックとして貼り付けます(PASTEBLOCK コマンド)。
Ctrl+X 選択内容を切り取り、クリップボードに貼り付けます(CUTCLIP コマンド)。
Ctrl+Y 元に戻した最後の操作をやり直します(REDO コマンド)。
Ctrl+Z 最後の操作を元に戻します (UNDO コマンド)。
Ctrl+[ 実行中のコマンドを中止します。
Ctrl+¥ 実行中のコマンドを中止します。
Ctrl+F2 コマンドバーの表示/非表示を切り替えます。
Ctrl+F3 ステータスバーの表示/非表示を切り替えます(STATBAR コマンド)。
Ctrl+F4 スクロールバーの表示/非表示を切り替えます(SCROLLBAR コマンド)。
Ctrl+F8 Visual Basic プロジェクトマネージャーを起動します(VBAMAN コマンド)。
Ctrl+F11 VBA COM アドインマネージャーを起動します(ADDINMAN コマンド)。
Pg up ビューを上方向に移動します
Pg dh ビューを下方向に移動します。
Shift+左矢印 ビューを左方向に移動します。
Shift+右矢印 ビューを右方向に移動します。
Shift+上矢印 ビューを上方向に移動します。(サブ)図形選択時、図形がZ軸で+方向に移動します。
Shift+下矢印 ビューを下方向に移動します。(サブ)図形選択時、図形がZ軸で‐方向に移動します。
Ctrl+左矢印 (サブ)図形選択時は、図形がY軸で+方向に移動します。
Ctrl+右矢印 (サブ)図形選択時は、図形がY軸で‐方向に移動します。
Ctrl+上矢印 (サブ)図形選択時は、図形がX軸で+方向に移動します。
Ctrl+下矢印 (サブ)図形選択時は、図形がX軸で‐方向に移動します。
home XY平面表示にします。(ビューが平面でない場合)
Ctrl+home スタートタブを作成します(GoToStartコマンド)
  • 数字キーパッドは使用しないでください。
    AZERTYキーボードの場合: 数字キーとShiftキーを同時に押さないでください。



ショートカットキーのカスタマイズ

BricsCADでは、多くのキーを自由にカスタマイズできます。[CTRL]キー、[SHIFT]キー、[Alt]キーと組み合わせたショートカットを新たに追加したり、既存の割り当てを別の機能に変更したりすることで、自分に最適なキー配置にカスタマイズ可能です。

1652337167232-kFSCeaibRtショートカットキーのカスタマイズ画面

ショートカットの編集は、カスタマイズ(CUI)コマンドを実行して、[キーボード]タブの中で行うことができます。


ショートカットの追加

キーボードタブを表示すると、左側が現在の設定状況、右側がBricsCAD に登録されているコマンドの一覧なっています。

ショートカットの追加の2つの方法

既存のショートカットを上書きする場合
左コマンド一覧から、ショートカットに追加したいコマンドを、ドラッグして、右側のツリーにある既存の登録したいショートカット上でドロップ

1652346446523-nWZ7UG8SKsAlt+F8 に「最前面に移動」コマンドを追加する場合の例

設定が重複せずに簡単に変更できるので、割り当てを変更する場合はこの方法がおすすめです。



新規にショートカットを追加する場合

まだショートカットキーが割り当てられていない組み合わせのものに対して、ショートカットキーを割り当てたい場合は、右側のツリー上で右クリックして、ポップアップメニューの[ショートカットの追加]を選択します。

1652400365767-jBW1nNHwQc右クリックメニュー

追加を選択すると、「キーボードショートカットを追加」のダイアログが表示されます。あたらしく追加したいショートカットが既存のコマンドである場合、「利用可能なツールを選択」を選択します。


事例として、表示順序の「最前面へ移動」を[Ctrl]+[Shift]+[⇧(上矢印)]の組み合わせで登録します。

1652400516782-g01D4fJOHG下部のリストから「最前面へ移動」を選択してOKボタンをクリック

1652400965543-LvzIyEKR8Qツリーにコマンドが追加されるので、キーの欄をクリックしてからキーボードでショートカットに登録するキーを入力します。(今回の場合は CTRL+SHIFT+⇧キーを押します。)

設定が終わったら、OKボタンでカスタマイズ画面を終了して登録完了です。

このようなにショートカットキーを編集したり、新たに登録することができますので、よく使う機能を登録すると効率アップが期待できます。