ショートカットキーとホットキーの一覧
BricsCADでも、他のソフトウェアと同様に、ショートカットキーとファンクションキーやHomeキーなどの単独キー(ホットキー)を使って機能実行やモード切り替えが可能です。ヘルプセンターに掲載の一覧はAZERTY配列(フランス、ベルギーなどで使用されるキーボード配列)に基づいているため、日本で一般的な109キーボード向けに調整した一覧を作成しました。PDFファイルも用意していますので、ご自由にご利用ください。
キーボードショートカットの初期値は次のとおり
キーボード | 説明 |
---|---|
F1 | BricsCADヘルプを開きます。 |
F2 | プロンプト履歴ウィンドウ表示を切り替えます。 |
F3 | 図形スナップのオン/オフを切り替えます。 |
F4 | V24以降:3D図形スナップのオン/オフを切り替えます。 V23まで:タブレットモードのオン/オフを切り替えます。 |
F5 | アイソメ面を設定します(等角図スナップの使用をご参照ください)。 |
F6 | ダイナミックUCS のオン/オフを切り替えます。 |
F7 | グリッドの表示/非表示を切り替えます。 |
F8 | 直交モード の設定を切り替えます。オンにすると、 極トラッキング はオフになります。 |
F9 | スナップの設定を切り替えます。 |
F10 | 極トラッキング の設定を切り替えます。オンにすると、直交モードはオフになります。 |
F11 | 図形スナップ トラッキングの設定を切り替えます。 |
F12 | クワッドの表示/非表示を切り替えます。 |
Alt+F8 | VBARUN コマンドを起動します。 |
Alt+F11 | VBAIDE コマンドを起動します。 |
Ctrl+1 * | プロパティバーの表示/非表示を切り替えます。 |
Ctrl+2 * | 図面エクスプローラを開きます。 |
Ctrl+9 * | コマンドバーの表示/非表示を切り替えます。 |
Ctrl+0 * | ユーザーインターフェース構成要素(ツールバー、パネルなど)の表示/非表示を切り替えます。 |
Ctrl+A | すべての図形を選択します。 |
Ctrl+B | スナップの設定を切り替えます。 |
Ctrl+Shift+B | 境界検出切り替え (V24から) |
Ctrl+C | 選択内容をクリップボードへコピーします(COPYCLIP コマンド)。 |
Ctrl+Shift+C | 基準点と一緒に選択内容をコピーします(COPYBASE コマンド)。 |
Ctrl+E | アイソメ面を設定します( 等角図スナップの使用をご参照ください)。 |
Ctrl+Shift+E | エッジ選択切り替え (V24から) |
Ctrl+F | FINDコマンドを起動します。 |
Ctrl+Shift+F | 面選択切り替え (V24から) |
Ctrl+G | グリッドの表示/非表示を切り替えます。 |
Ctrl+H | 選択したグループと自動調整ハッチングをコントロールする、PICKSTYLE システム変数の設定値を切り替えます。 |
Ctrl+I | ステータスバー の 座標フィールド の読み出し情報を設定します。 |
Ctrl+J | 直前に使用したコマンドを繰り返します。 |
Ctrl+K | オブジェクトに割り付けるハイパーリンクを編集します(HYPERLINK コマンド)。 |
Ctrl+L | 直交モードの設定を切り替えます。 |
Ctrl+M | 直前に使用したコマンドを繰り返します。 |
Ctrl+N | 新しい図面を作成します(NEW コマンド)。 |
Ctrl+O | 既存の図面を開きます(OPEN コマンド)。 |
Ctrl+P | 現在の図面を印刷します(PRINT コマンド)。 |
Ctrl+Shift+P | プロパティバーの表示/非表示を切り替えます。 |
Ctrl+Q | アプリケーションを終了します。(QUIT コマンド)。 |
Ctrl+R | ビューポートを切り替えます。 |
Ctrl+S | 現在の図面を保存します(QSAVE コマンド)。 |
Ctrl+T | タブレットのオン/オフを切り替えます。 |
Ctrl+V | クリップボードの内容を図面へ貼り付けます(PASTECLIP コマンド)。 |
Ctrl+Alt+V | 指定した形式でクリップボードの内容を貼り付けます(PASTESPEC コマンド)。 |
Ctrl+Shift+V | クリップボードの内容をブロックとして貼り付けます(PASTEBLOCK コマンド)。 |
Ctrl+X | 選択内容を切り取り、クリップボードに貼り付けます(CUTCLIP コマンド)。 |
Ctrl+Y | 元に戻した最後の操作をやり直します(REDO コマンド)。 |
Ctrl+Z | 最後の操作を元に戻します (UNDO コマンド)。 |
Ctrl+[ | 実行中のコマンドを中止します。 |
Ctrl+¥ | 実行中のコマンドを中止します。 |
Ctrl+F2 | コマンドバーの表示/非表示を切り替えます。 |
Ctrl+F3 | ステータスバーの表示/非表示を切り替えます(STATBAR コマンド)。 |
Ctrl+F4 | スクロールバーの表示/非表示を切り替えます(SCROLLBAR コマンド)。 |
Ctrl+F8 | Visual Basic プロジェクトマネージャーを起動します(VBAMAN コマンド)。 |
Ctrl+F11 | VBA COM アドインマネージャーを起動します(ADDINMAN コマンド)。 |
Pg up | ビューを上方向に移動します |
Pg dh | ビューを下方向に移動します。 |
Shift+左矢印 | ビューを左方向に移動します。 |
Shift+右矢印 | ビューを右方向に移動します。 |
Shift+上矢印 | ビューを上方向に移動します。(サブ)図形選択時、図形がZ軸で+方向に移動します。 |
Shift+下矢印 | ビューを下方向に移動します。(サブ)図形選択時、図形がZ軸で‐方向に移動します。 |
Ctrl+左矢印 | (サブ)図形選択時は、図形がY軸で+方向に移動します。 |
Ctrl+右矢印 | (サブ)図形選択時は、図形がY軸で‐方向に移動します。 |
Ctrl+上矢印 | (サブ)図形選択時は、図形がX軸で+方向に移動します。 |
Ctrl+下矢印 | (サブ)図形選択時は、図形がX軸で‐方向に移動します。 |
home | XY平面表示にします。(ビューが平面でない場合) |
Ctrl+home | スタートタブを作成します(GoToStartコマンド) |
- 数字キーパッドは使用しないでください。
AZERTYキーボードの場合: 数字キーとShiftキーを同時に押さないでください。
ショートカットキーのカスタマイズ
BricsCADでは、多くのキーを自由にカスタマイズできます。[CTRL]キー、[SHIFT]キー、[Alt]キーと組み合わせたショートカットを新たに追加したり、既存の割り当てを別の機能に変更したりすることで、自分に最適なキー配置にカスタマイズ可能です。
ショートカットキーのカスタマイズ画面
ショートカットの編集は、カスタマイズ(CUI)コマンドを実行して、[キーボード]タブの中で行うことができます。
ショートカットの追加
キーボードタブを表示すると、左側が現在の設定状況、右側がBricsCAD に登録されているコマンドの一覧なっています。
ショートカットの追加の2つの方法
既存のショートカットを上書きする場合
左コマンド一覧から、ショートカットに追加したいコマンドを、ドラッグして、右側のツリーにある既存の登録したいショートカット上でドロップ
Alt+F8 に「最前面に移動」コマンドを追加する場合の例
設定が重複せずに簡単に変更できるので、割り当てを変更する場合はこの方法がおすすめです。
新規にショートカットを追加する場合
まだショートカットキーが割り当てられていない組み合わせのものに対して、ショートカットキーを割り当てたい場合は、右側のツリー上で右クリックして、ポップアップメニューの[ショートカットの追加]を選択します。
右クリックメニュー
追加を選択すると、「キーボードショートカットを追加」のダイアログが表示されます。あたらしく追加したいショートカットが既存のコマンドである場合、「利用可能なツールを選択」を選択します。
事例として、表示順序の「最前面へ移動」を[Ctrl]+[Shift]+[⇧(上矢印)]の組み合わせで登録します。
下部のリストから「最前面へ移動」を選択してOKボタンをクリック
ツリーにコマンドが追加されるので、キーの欄をクリックしてからキーボードでショートカットに登録するキーを入力します。(今回の場合は CTRL+SHIFT+⇧キーを押します。)
設定が終わったら、OKボタンでカスタマイズ画面を終了して登録完了です。
このようなにショートカットキーを編集したり、新たに登録することができますので、よく使う機能を登録すると効率アップが期待できます。