ハッチングのパターンファイル

ハッチングは、特定の領域を塗りつぶしや一定の模様パターンで塗りつぶす機能になりますが、このパターンが定義されているのがハッチングパターンの定義ファイル(.pat)となります。
パターンファイルは、テキストになっているのでメモ帳などで編集することが出来、パターンファイルの仕様に則って記述をすると独自のパターン(柄)を追加することができます。
パターンファイルの仕様は、AutoCAD® のパターンファイル仕様と同じになっていますので、AutoCAD 用に作成したファイルはそのまま利用可能です。
カスタムパターンファイルとして作成する場合は、1パターン1ファイルで作成します。またその際パターン名とファイル名を同じ名前にします。


カスタムパターンのファイルをおいておく場所

独自に作成したハッチングパターンの定義ファイル(.pat)は、サポートファイルの検索パスに設定されているフォルダにおいておくことでハッチングコマンドからカスタムハッチとして選択できるようになります。
なお、BricsCAD の起動中にコピーしても認識しないので、BricsCAD を再起動して下さい。

1664180118663-eJIzsg6lGlTile300x300 のパターンを追加した例

試してみたい方用にパターンファイルをダウンロードできるようにしておきます。
Tile300×300.pat


BricsCAD の標準パターンファイル

また、BricsCAD の標準パターンファイルが default.pat(インチ単位用)とiso.pat(ミリ単位用)というファイルになりますが、このファイルに追記する形でも利用可能です。但し、この場合はパターンの定義が BricsCAD で正常に扱える状態になっていないとハッチングコマンドが使えない状態になってしまう可能性がありますのでご注意下さい。

図面内にハッチングが使用されていると、そのパターンは図面ファイルに記憶されているので、パターンファイルがなくても利用可能になります。